このユニットで学ぶ漢字
6年生で習う漢字は191字です。このユニットでは、そのうち「学年別漢字配当表」の順で最初の64字を学びます。ばらばらに覚えるより、意味のなかまに分けて見ると、ぐっと覚えやすくなります。
- 体:胃 胸 筋 骨 吸 呼 姿
- 自然・もの:宇 灰 砂 穴 源 株 絹 蚕 穀 鋼 紅 机 冊 券
- 国・社会:域 郷 閣 憲 権 皇 后 警 裁 策 済 革 系
- 心・様子:恩 我 己 孝 敬 厳 危 疑 貴 困 激 異
- 動き・その他:映 延 沿 拡 揮 供 勤 降 刻 割 巻 看 誤 劇 座 遺 干 簡
覚え方1 同じ部分に目をつける
漢字は、いくつかの部分が組み合わさってできています。同じ部分をもつ字をまとめると、形と意味がいっしょに頭に入ります。
- 「月」の形がふくまれる胃・胸・骨・筋は、どれも体に関係があります。
- 口へんの呼・吸は、息に関係があります。二つ合わせると「呼吸(こきゅう)」です。
- 券と巻は、上の部分が同じです。下が「刀」なら券(乗車券)、下が「己」なら巻(一巻、まき物)です。
- 警は、「敬」の下に「言」を書きます。「敬う(うやまう)」「警察(けいさつ)」と、セットで覚えましょう。
- 拡は、てへんに「広」です。手で広げる様子から「拡大(かくだい)」と覚えられます。
覚え方2 訓読みと送りがなをセットで
6年生の漢字には、訓読みと送りがながつく字がたくさんあります。音読みの熟語といっしょに覚えると、読みまちがいがへります。
- 危ない(あぶない)・危険(きけん)
- 厳しい(きびしい)・厳重(げんじゅう)
- 疑う(うたがう)・疑問(ぎもん)
- 降りる(おりる)・降る(ふる)・下降(かこう)
- 映る(うつる)・映す(うつす)・映画(えいが)
- 延びる(のびる)・延長(えんちょう)
- 困る(こまる)・困難(こんなん)
- 座る(すわる)・正座(せいざ)
- 激しい(はげしい)・感激(かんげき)
- 割る(わる)・分割(ぶんかつ)
動きや様子を表す言葉は、形が変わる部分を送りがなにするのが基本です。「降りる・降ろす」のように、形が変わるところに線を引いてみましょう。
覚え方3 熟語で使う
文の中で使われる形で覚えると、書くときにも思い出しやすくなります。
- 宇宙(うちゅう)に行ってみたい。
- 正しい姿勢(しせい)ですわる。
- 国の憲法(けんぽう)や、内閣(ないかく)について調べる。
- 地域(ちいき)の郷土(きょうど)料理を食べる。
- 力を発揮(はっき)する。 米や麦などの穀物(こくもつ)。
- 時刻(じこく)を確かめる。 資源(しげん)を大切にする。
- 経済(けいざい)のニュースを見る。 裁判(さいばん)の仕組みを学ぶ。
覚え方4 形を分けて、同じ音を書き分ける
むずかしそうな字も、知っている字に分けると覚えやすくなります。
- 蚕=「天」+「虫」 姿=「次」+「女」 恩=「因」+「心」
- 胃=「田」+「月」 砂=「石」+「少」 看=「手」+「目」
同じ音読みの字は、熟語の意味で書き分けます。
- 「こう」:皇后(こうごう)・孝行(こうこう)・鉄鋼(てっこう)・紅白(こうはく)・下降(かこう)
- 「けん」:憲法(けんぽう)・権利(けんり)・乗車券(じょうしゃけん)
- 「き」:危険(きけん)・貴重(きちょう)・発揮(はっき)
- 「かく」:拡大(かくだい)・改革(かいかく)・内閣(ないかく)
練習でまちがえた字は、その字だけでなく熟語ごとノートに書き直すと、次は思い出しやすくなります。
練習のすすめ方
練習問題には、読み(ひらがなで答える)と書き(漢字で答える)がまざって出ます。読みの問題では、送りがなまで見てから答えましょう。書きの問題では、まず文の意味を考えてから字を選びます。「うつす」「あやまる」のように同じ読みの字があるときは、文の中のほかの言葉(鏡・写真・おわび など)が手がかりになります。
よくあるまちがい
- 「乗車巻」✕ → 「乗車券」○。きっぷやチケットは、下が「刀」の券です。まき物や本の一冊ずつは「巻」です。
- 「あやまる」の書き分け:まちがえるのは「誤る」(誤り・誤解)、おわびするのは「謝る」(5年生の字)です。
- 「干す(ほす)」と「千(せん)」:干は横のぼうから書き始め、千は上が「ノ」です。
- 「うつす」の書き分け:鏡や水面にすがたをうつすのは「映す」、文字や写真をうつすのは「写す」です。
やってみよう
「券・巻」「誤る・謝る」「映す・写す」を使った短い文を一つずつノートに書いてから、練習問題で読み書きを確かめよう。