ひらがなの 四つの きまり
ひらがなには、こえに 出して よむと よく わかる きまりが あります。この ユニットでは、つぎの 四つを おぼえます。
- のばす 音
- 小さい「っ」(つまる 音)
- 小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」
- てんてん(゛)と まる(゜)
きまりが わかると、ことばを 正しく よんだり かいたり できるように なります。
手を たたいて 音を かぞえよう
ことばを よむ ときに、一つの 音で 一かい 手を たたいて みましょう。
- 「ねこ」は ね・こ で 二かい。
- 「きって」は き・っ・て で 三かい。小さい「っ」も 一かい たたきます。
- 「きしゃ」は き・しゃ で 二かい。「しゃ」は 二つの じで 一つの 音なので、一かいです。
- 「おかあさん」は お・か・あ・さ・ん で 五かい。のばす 音も 一かい たたきます。
手を たたくと、どこに どんな じを かくのか、小さく かくのかが 見えて きます。
のばす 音
「おかあさん」の「かあ」の ように 音を のばす ときは、じを たして かきます。
- あの なかま → おかあさん、おばあさん
- いの なかま → おにいさん、ちいさい
- うの なかま → くうき、ふうせん
- えの なかま → おねえさん
- おの なかま → おとうさん、ひこうき、ぼうし
おの なかまは、ふつう「う」を たします。でも、「お」を たす とくべつな ことばも あります。
- おおきい、とおい、こおり、おおかみ
この ことばは、なんども よんで そのまま おぼえましょう。また、「せんせい」「とけい」の ように、「い」と かくのに「え」を のばすように よむ ことばも あります。
小さい「っ」
「きって」「はっぱ」「がっこう」の「っ」は、つまる 音です。こえに 出すと、そこで 一かい いきが とまります。
- きって(てがみに はる もの)
- はっぱ(木の は)
- がっこう(学校)
たてに かく ときは、ますの 右上に 小さく かきます。大きく「つ」と かくと「きつて」に なり、ちがう よみかたに なって しまいます。
小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」
「きしゃ」の「しゃ」は、二つの じで 一つの 音を あらわします。
- きしゃ、じてんしゃ
- きゅうり、ぎゅうにゅう
- ちょう、きょう
これも、ますの 右上に 小さく かきます。「きしや」と 大きく かくと、き・し・や の 三つの 音に なって しまいます。
てんてん(゛)と まる(゜)
てんてんや まるを つけると 音が かわり、ことばの いみも かわります。
- さる → ざる
- くき → くぎ
- ふた → ぶた
てんてん(゛)は、か・さ・た・は の なかまの じに つきます。まる(゜)は、は・ひ・ふ・へ・ほ に だけ つきます。はっぱの「ぱ」、えんぴつの「ぴ」です。
文の 中で さがそう
つぎの 文を よんで、四つの きまりを さがして みましょう。
「きょう、おとうさんと でんしゃに のって、どうぶつえんへ いきました。おおきな ぞうが、はなで はっぱを つかんで いました。」
- のばす 音 → おとうさん、どうぶつえん、おおきな、ぞう
- 小さい「っ」 → はっぱ
- 小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」 → きょう、でんしゃ
- てんてん・まる → でんしゃ、どうぶつえん、ぞう、はっぱ
きまりを 見つけながら よむと、かく ときにも まちがえにくく なります。
よくあるまちがい
- × おとおさん → ○ おとうさん(おの なかまは、ふつう「う」を たす)
- × おうきい → ○ おおきい(「お」を たす とくべつな ことば)
- × がつこう → ○ がっこう(つまる 音は 小さい「っ」)
- × きしや → ○ きしゃ(「しゃ」は 小さい「ゃ」)
- × ぞお → ○ ぞう(おの なかまは、ふつう「う」を たす)
かいた あとに、じを ゆびで なぞりながら こえに 出して よむと、まちがいに 気が つきます。
やってみよう
「おねえさん」「きって」「きゅうり」「ぶた」を、手を たたきながら こえに 出して よみ、ノートに ていねいに かいて みましょう。