中学校の学年ごとの学習:教科、授業時数、成績のつけ方
中学校の学年別の教科・標準授業時数と評価のしくみ
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- 日本全国
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- 公的な資料
- 中学校学習指導要領(平成29年告示)(文部科学省)※学校教育法施行規則 第72条・第73条・別表第二を収録
中学校には9つの教科があり、これに道徳、総合的な学習の時間、特別活動が加わります。省令には次のように書かれています。国語,社会,数学,理科,音楽,美術,保健体育,技術・家庭及び外国語の各教科 授業1コマは、小学校の45分ではなく50分です。総授業時数はどの学年も同じ1,015時間で、学習指導要領の年間35週で割ると週29コマになります。学年ごとに変わるのは、その内訳です。
学年ごとの授業時数
学校教育法施行規則 別表第二に記載されている年間の授業時数です。
| 教科 | 中1 | 中2 | 中3 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 140 | 140 | 105 |
| 社会 | 105 | 105 | 140 |
| 数学 | 140 | 105 | 140 |
| 理科 | 105 | 140 | 140 |
| 音楽 | 45 | 35 | 35 |
| 美術 | 45 | 35 | 35 |
| 保健体育 | 105 | 105 | 105 |
| 技術・家庭 | 70 | 70 | 35 |
| 外国語 | 140 | 140 | 140 |
| 特別の教科 道徳 | 35 | 35 | 35 |
| 総合的な学習の時間 | 50 | 70 | 70 |
| 特別活動 | 35 | 35 | 35 |
| 合計 | 1,015 | 1,015 | 1,015 |
これらは標準の時数です。学校はこれより多く授業を行うことができ、選択教科を加えることもできます。
学年ごとに変わること
| 学年 | 変わること |
|---|---|
| 中1 | 授業が50分に。音楽と美術がほかの学年より多い。地理と歴史を並行して学ぶ。総合的な学習の時間は最も短い(50) |
| 中2 | 理科が140に増え、数学は105に減る。総合的な学習の時間は70に増える |
| 中3 | 公民が始まり、社会が140に増える。国語は105に減る。技術・家庭は半分になる。体育の一部の領域を生徒が選ぶ |
社会は3年間の計画で進む
社会には地理的分野、歴史的分野、公民的分野の3つの分野があり、学ぶ順番は学習指導要領で決まっています。
第1,第2学年を通じて地理的分野及び歴史的分野を並行して学習させることを原則とし,第3学年において歴史的分野及び公民的分野を学習させること。
時間の配分も決まっています。地理的分野 115 単位時間,歴史的分野 135 単位時間,公民的分野 100 単位時間 つまり、中2で転入した子どもは地理と歴史の途中から加わることになり、歴史は中3で終わってから公民に進みます。
英語の授業は英語で
英語は毎年140時間のままです。学習指導要領は、小学校で学習した語に 1600 ~ 1800 語程度の新語を加えた語 を扱うとし、授業は原則として英語で行うとしています。授業は英語で行うことを基本とする。
体育と、時間割の外にある部活動
中1と中2では、武道やダンスを含め、体育のすべての領域を全員が学びます。中3では一部の領域から選択します。部活動は授業時数の表に入っていません。学習指導要領は部活動を 生徒の自主的,自発的な参加により行われる部活動 と位置づけ、教育課程と関連づけた学校教育の一環としています。
成績のつけ方
各教科は3つの観点で評価されます。「知識・技能」,「思考・判断・表現」,「主体的に学習に取り組む態度」 観点ごとにA・B・Cがつきます。そのうえで教科全体として、評定が5段階でつきます。評定はクラスメートとの比較ではなく、学習指導要領の目標に照らしてつけられます。
| 評定 | 文部科学省の表現 | わかりやすく言うと |
|---|---|---|
| 5 | 十分満足できるもののうち,特に程度が高い | 目標を十分に満たし、その程度が特に高い |
| 4 | 十分満足できる | 目標を十分に満たしている |
| 3 | おおむね満足できる | 目標をおおむね満たしている |
| 2 | 努力を要する | もう少し努力が必要 |
| 1 | 一層努力を要する | いっそうの努力が必要 |
評定は観点別評価をまとめたもので、観点別評価はその内訳です。道徳と総合的な学習の時間には数字の成績はつかず、生徒がどう成長し、何ができるようになったかが文章で記録されます。定期テストがこれらの成績にどう反映されるかは中学校の定期テストと内申に、5段階の評定が高校入試の点数にどう換算されるかは調査書点と学力検査にあります。
つまずきやすいこと
- 3を「平均」と読む。 3は目標を満たしているときのふつうの評定です。3が並んでいても、警告ではありません。
- 観点別のA・B・Cを見ない。 評定が同じ生徒でも中身は違うことがあります。「主体的に学習に取り組む態度」のCは、知識の量ではなく学び方を指しています。どの観点なのかを確かめてください。
- 3年間の途中から加わる。 中2や中3で海外から来た子どもは、3年間の社会の計画の一部と、中1の英語の土台を経験していません。学校にどんな支援があるかを聞いてください。公立学校での日本語指導
- 授業時数の表を時間割と思い込む。 学校の週の時間割をもらってください。授業や選択教科が加わっていることがあります。
いまできること
- お子さんの学年の列を見つけてください。中1では授業が50分になることに、中3では高校入試の年に社会・数学・理科がそれぞれ140時間あることに備えましょう。
- 最初の通知表が届いたら、数字だけでなく観点別のA・B・Cも読んでください。Cが1つあるごとに、家でできることを1つ先生に聞いてみましょう。
- 通知表はすべて保管しておきましょう。どの学年の成績が高校入試に使われるかは都道府県によって違います。東京のルールは調査書点と学力検査にあります。
- お子さんが日本に来たばかりなら、最初の週に、クラスが社会のどの分野を学んでいるのか、英語はどのくらいのレベルを前提にしているのかを学校に聞いてください。
一般論ではなく、この子どもの日付
子どもと区を入れると、タイムラインが残りをやります。