年齢別の視力・むし歯・体重:学校保健統計でわかること
学校保健統計調査(令和7年度):裸眼視力・むし歯・肥満傾向の年齢別の割合
- 対象
- 日本全国
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- 公的な資料
- 学校保健統計調査-令和7年度の結果の概要(文部科学省、2026年2月13日公表)
毎年春、どの学校も法律で定められた健康診断を行います。規則では6月30日までに行うことになっています。文部科学省はその結果を全国から抽出して集計し、学校保健統計として公表しています。最新版は2025年4月から6月(令和7年度)に行われた健康診断を対象とし、2026年2月13日に公表されました。結果のお知らせが届く前に、お子さんの年齢で何がよくあることなのかを知ることができます。
文部科学省が挙げる要点は2つです。
裸眼視力1.0未満の者の割合は、小学校で3割を超えて、中学校で6割程度、高等学校で7割程度となっています。
もう1つは、むし歯のある子どもの割合が、どの学校段階でも過去最低になっていることです。
年齢別の視力とむし歯
年齢は4月1日時点のもので、6歳は小1、12歳は中1にあたります。裸眼視力は、眼鏡やコンタクトレンズを使わないときの視力です。むし歯は、治療済みかどうかにかかわらず、むし歯のある子どもを数えています。
| 年齢(学年) | 裸眼視力1.0未満 | むし歯のある者 | うち未処置歯のある者 |
|---|---|---|---|
| 5歳(年長) | 23.90% | 19.44% | 12.46% |
| 6歳(小1) | 24.09% | 24.41% | 15.24% |
| 7歳(小2) | 27.39% | 30.70% | 16.83% |
| 8歳(小3) | 32.24% | 36.12% | 18.43% |
| 9歳(小4) | 38.41% | 36.82% | 17.83% |
| 10歳(小5) | 44.07% | 31.99% | 15.15% |
| 11歳(小6) | 48.03% | 24.56% | 11.27% |
| 12歳(中1) | 53.52% | 23.09% | 9.65% |
| 13歳(中2) | 59.44% | 25.03% | 9.88% |
| 14歳(中3) | 64.91% | 27.51% | 10.69% |
| 15歳(高1) | 71.47% | 28.28% | 10.32% |
| 16歳(高2) | 71.19% | 33.27% | 12.09% |
| 17歳(高3) | 71.89% | 36.91% | 13.82% |
出典:令和7年度学校保健統計、e-Statの表4、全学校、男女計。
この表からわかること:裸眼視力1.0未満の割合は、小学校と中学校では学年が上がるごとに増え、高校で横ばいになります。むし歯は小3〜小4ごろに最も多く、小5〜中1にかけて減り、高校で再び増えます。最も多い時期には、5人に1人近くがまだ治療していないむし歯を持っています。
体重:学校での測り方
調査では、性別・年齢・身長ごとの標準体重より20%以上重い子どもを肥満傾向児、20%以上軽い子どもを痩身傾向児としています。
肥満度・痩身度=[実測体重(kg)-身長別標準体重(kg)]/身長別標準体重(kg)×100(%)
| 年齢(学年) | 男子 +20%以上 | 女子 +20%以上 | 男子 −20%以下 | 女子 −20%以下 |
|---|---|---|---|---|
| 5歳(年長) | 2.66% | 3.06% | 0.22% | 0.20% |
| 6歳(小1) | 4.10% | 4.53% | 0.40% | 0.70% |
| 8歳(小3) | 8.68% | 7.86% | 1.12% | 1.14% |
| 9歳(小4) | 11.59% | 8.93% | 1.59% | 1.77% |
| 11歳(小6) | 13.24% | 10.16% | 3.70% | 3.09% |
| 12歳(中1) | 12.68% | 9.46% | 3.44% | 4.46% |
| 14歳(中3) | 10.39% | 7.71% | 3.07% | 3.46% |
| 17歳(高3) | 10.98% | 8.34% | 3.41% | 2.38% |
文部科学省の概要によると、肥満傾向児の割合は男女とも11歳ごろが最も高く、男子では9歳から10人に1人程度を上回っています。痩身傾向児の割合は10歳ごろまで上がり、その後は3%前後で推移します。全体の表には、5歳から17歳までのすべての年齢が載っています。
健康診断のあとに学校から届くもの
健康診断のルールは、学校保健安全法施行規則に定められています。学校は21日以内に、子どもと保護者に結果を伝え、必要な措置をとらなければなりません。規則に挙げられている措置の一つが次のものです。
必要な医療を受けるよう指示すること
同じ一覧には、さらに検査を受けること、運動を軽くしたり内容を変えたりすること、机や椅子の調整や座席の変更なども含まれています。結果のお知らせがどんなものか、どう提出すればよいかは学校の健康診断のあとにあります。
数字の読み方
全国の割合は、その学年の子ども全体の姿であって、お子さんについての判定ではありません。学校の健康診断で受診を勧められたとき、お子さんを診察して助言するのは、そのあと受診する眼科や歯科の医師です。体重については、肥満度は身長と体重だけから出す計算式で、お子さんが何を食べているか、どれだけ体を動かしているかについては何も示しません。
いまできること
- 結果のお知らせが届いたら、どの検査についてのもので、何をするよう求めているかを読んでください。お知らせにある眼科や歯科を予約しましょう。
- 医療機関に学校の用紙に記入してもらい、お知らせにある期日までに提出してください。
- お子さんが、表でむし歯が最も多い小3〜小4なら、お知らせがなくても定期的な歯科健診を予約しましょう。
- 視力で受診を勧められたら、黒板を見るのに眼鏡が必要かどうかを眼科医に聞いてください。座席を調整してもらえるよう担任にも伝えましょう。座席の変更は、規則に挙げられている事後措置の一つです。
- 学校から体重について話があったら、肥満度の数字がいくつだったか、何か勧めることがあるかを養護教諭に聞いてください。
一般論ではなく、この子どもの日付
子どもと区を入れると、タイムラインが残りをやります。