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A mother at a classroom door watches a teacher show a child a picture card

DLA:学校が子どもの日本語をどう測るか。合否の試験ではない理由

対話型アセスメントDLA(外国人児童生徒等のことばの力のアセスメント)とは

対象
日本全国
資料を最後に確認した日
, 日本語の資料を開く
公的な資料
対話型アセスメントDLA【令和7年4月改訂版】(文部科学省)

DLAは、外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメントです。文部科学省の道具で、子どもがどれだけ日本語を使えるかを知るためのものです。2025年4月に改訂され、新しい総称は、外国人児童生徒等のことばの力のアセスメントです。公立の学校で日本語の授業を受けているなら、何を教えるかは、おそらくこれで決まっています。試験ではなく、資料にもそう書いてあります。

何か

文部科学省自身の定義です。

DLAは、ペーパーテストでは捉えきれない、児童生徒のことばの力を一対一の対話を通して捉えようとする支援つきの評価法です。

そして、何ではないかです。

覚えた日本語の知識だけを点数化、序列化するためのテストではありません。

原則として、小学校と中学校の子どもが対象で、改訂以降は高等学校でも使えます。一対一の会話でほとんど答えられない子どもから、年齢相当の文章を読める子どもまでを対象にします。子どもが一人でできることだけでなく、支援を得てできること、つまり助けがあればできることも測ります。だから、実施する人が途中で助けます。

部屋で何が起きるか

大人1人、子ども1人、録音、そして子どもに合わせて選んだ課題です(すべてのタスクを実施するのではなく、常に子どもの状況に合わせて選んで行います)。

部分 内容 時間
はじめの一歩 導入の会話と、絵カード55語の語彙の確認 およそ5分
聞く・話す 基本の課題、対話の課題、教科の語彙を使う「認知」の課題 10〜15分
読む 10種類から子どもに合わせて選んだ短い文章を1つ、読んで話し合う 10〜25分

全体は、45分の授業1回に収まります。読む部分は、子どもが楽しめるように作られています。

同じ形式が、子どもの家庭の言語でもあります。2025年版には、ポルトガル語、中国語、フィリピノ語、ベトナム語、スペイン語、英語、ネパール語、ロシア語の多言語版のDLAがあり、手引きはそれを使うよう述べています。来たばかりの子どもは、たいてい日本語版ができません。母語版か、あなたとの話し合いが、学校が子どものできることを知る方法です。

結果の書き方

点数としては書きません。実施した人は、見たことを、ことばの力のものさしと呼ばれる尺度の記述文に当てはめます。軸は2つです。すべての言語を通した言語発達の全体を、年齢に照らして見ること。そして日本語そのものの習得を、6つのステップで見ることです。

日本語の習得ステップ 尺度の一行の説明
1–2 持っている語がごく少ない。文字を学び始めたところ
3 なじみのある語や表現。単文
4 限りのある日常の語彙。単文から、基本的な複文へ
5 広い日常の語彙。低学年レベルの話と文章
6 中学年の教科の学習に必要な語彙と文章

結果は、「話すことはステップ4、読むことはステップ3」のように聞こえ、どの助けが効いたかのメモが付きます。

学校での使い方

手引きは、到着時(家庭の言語で)、転入のとき、およそ3か月と6か月、そのあと年に1回程度の実施を提案し、会話が流暢になったら話す部分を省いて、読む方を優先する、としています。また、大人は1人ではなく複数で見るべきだとも述べています。

子どもの指導や支援に関わる複数人が集まり、DLAの様子やそこから読み取れる子どもの状況を共有し、学習・指導計画について協議する場を設けることが望まれます。

その計画が、特別の教育課程による取り出しの日本語の時間数を決めます。公立学校での日本語指導を参照してください。

DLAの資料は、どの家庭も気づくずれも説明しています。日常の会話は問題ないのに、授業では苦労する、というずれです。会話の流暢さと、教科の学習に必要な言語とを分け、文部科学省の手引も同じことを述べています。学習に必要な日本語の力は簡単に身に付くものではありません。

落とし穴。日本語能力試験ではない理由

落とし穴は、「ステップ3」を成績のように聞くこと、または代わりに日本語能力試験の級を求めることです。この記事のために読んだ文部科学省のページに、日本語能力試験への言及はありません。DLAの本文は、覚えた知識を点数にするという考えを退けています。日本語能力試験は紙の試験です。DLAが作られたのは、文部科学省の言葉では、紙の試験では子どものことばを捉えられないからです。二つ目の落とし穴は、結果が実施した人の経験に左右されることです。資料もそれを認めています。誰が実施したか、複数の職員で話し合ったかを聞いてください。三つ目は、話が流暢なら何も要らないと思い込むことです。ずれが見えるのは、読む部分です。

結果の聞き方

面談では、次のように言います。

DLAは実施しましたか。結果と、個別の指導計画を見せていただけますか。

家庭の言語の版を頼むとき。母語でのDLAもお願いできますか。

どの部分を実施したか、話すことと読むことのどのステップか、計画に時間数がどう書いてあるかを聞いてください。Q&Aの章は、家庭の言語を話す保護者を、子どもの最も近く、最も重要な資源と呼び、学校にあなたと協力するよう伝えています。前の学校の通知表を持っていき、家で子どもが何を読み、何を見ているかを説明できるようにしておいてください。

費用

どのページにも費用はありません。学校の職員が実施する、文部科学省の道具です。

うまくいかないこと

  • 実施されない。学校は代わりに「子どもの様子を見る」。
  • 到着時に日本語で1回だけ実施し、子どもが答えられない。
  • 結果が、家族に示されない。
  • 時間数が最初の月に決まり、見直されない。年に1回の再確認が、本来の設計です。

今やること

  1. 担任に、DLAを実施したか、どの言語で実施したかを聞いてください。
  2. ステップと、個別の指導計画を見せてもらってください。
  3. 来たばかりなら、先に家庭の言語の版を頼んでください。
  4. 次の評価の日をカレンダーに入れ、そのときにまた聞いてください。

一般論ではなく、この子どもの日付

子どもと区を入れると、タイムラインが残りをやります。