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年齢別のスマホ・ゲーム・SNS:国の調査でわかることと、学校のルール

年齢別のスマホ・ゲーム・SNS(青少年のインターネット利用環境実態調査と学校の持込みルール)

対象
日本全国
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公的な資料
「青少年のインターネット利用環境実態調査」調査票・調査結果等(こども家庭庁)

こども家庭庁は毎年、数千の家庭を対象に、子どもがどのようにインターネットを使っているかを調べています。それが 青少年のインターネット利用環境実態調査 です。2025年度の調査は2025年11月1日から12月18日まで行われ、2026年3月に公表されました。10歳から17歳の子どもは本人が回答し、10歳未満の子どもについては保護者が回答しています。この2つのグループは直接比べられないと、調査自体が注意しています。

お子さんの年齢で何がふつうなのかを知る見取り図として使ってください。目標ではありません。

学校段階別:利用率、利用時間、家庭のルール

「利用時間」は平日1日あたりの平均で、スマホ、ゲーム機、テレビ、家のパソコン、学校で配られた GIGA端末 など、子どもが使うすべての機器の合計です。

学校段階(2025年度) インターネット利用率 平日の平均利用時間 家庭のルールがある(子ども回答/保護者回答)
保育園・幼稚園等に通う子ども(0〜6歳) 68.8% 約1時間49分 インターネットを利用する10歳未満の子どもの保護者の79.5%
小学生・6〜9歳(保護者回答) 91.0% 約2時間36分 年齢とともに上がり、9歳で89.0%
小学生・10歳以上 98.5% 約3時間54分 83.8% / 88.4%
中学生 99.2% 約5時間24分 74.5% / 81.9%
高校生 99.3% 約6時間44分 44.3% / 58.3%

10歳から17歳の子どもでは、平均利用時間が前年より約25分増えました。高校生では63.3%が1日5時間以上インターネットを利用しています。どちらの年齢グループでも、最も長い時間を占めたのは趣味・娯楽で、動画視聴はどの年齢でもよく見られました。

小学校高学年からは、2つのことが並行して進みます。利用時間が増え、ルールのある家庭の割合が下がるのです。親子の認識の差も広がります。高校生では保護者の58.3%がルールがあると答えていますが、そう答えた子どもは44.3%にとどまります。

年齢別:スマホが子ども自身のものになるとき

年齢(2025年度) スマホ(契約あり)でインターネットを利用 平日の平均利用時間
6歳 15.3% 約2時間9分
8歳 28.1% 約2時間40分
10歳 39.9% 約3時間26分
11歳 50.8% 約4時間2分
12歳 66.3% 約4時間39分
13歳 84.4% 約5時間17分
15歳 91.7% 約6時間2分
17歳 96.8% 約7時間7分

大きく伸びるのは11歳から13歳、ほぼ小6と中1の時期です。10歳未満では、スマホの利用はほとんどが保護者のスマホで、スマホを使う低年齢の子どもの67.4%が保護者と共用しています。調査によると、9歳で子ども専用のスマホが共用のスマホを上回ります。スマホを利用する10歳以上の子どものうち、自分専用のスマホを使っているのは小学生で74.9%、中学生で95.4%、高校生で99.1%です。

子どもがネット上で経験していること

調査は10歳から17歳の子どもに、ネット上でどんなことがあったかを尋ねています。

経験(2025年度) 小学生(10歳以上) 中学生 高校生
迷惑メッセージやメールが来た 8.4% 26.2% 39.6%
知らない人やお店からメッセージが来た 9.8% 21.5% 28.3%
夢中になって勉強に集中できなかったり、睡眠不足になったりした 14.5% 24.5% 26.2%
ネットで知り合った人とメッセージのやりとりをした 6.7% 14.6% 21.7%
悪口やいやがらせのメッセージを受け取った 4.0% 5.9% 6.3%
ゲームやアプリでお金を使いすぎた 2.2% 4.5% 4.6%

ネットのせいで睡眠や勉強の時間を削られている子どもは、10歳以上の小学生でも、すでに7人に1人ほどいます。

学校のルール:スマホの持ち込み

2020年7月31日の文部科学省の通知 学校における携帯電話の取扱い等について(通知) が、国としての方針を示しています。それを地域の教育委員会が管轄の学校の方針にまとめ、各学校が家庭に伝えます。

学校 通知が示すルール
小学校 原則として持ち込みは禁止。登下校の安全確保や、通学に時間がかかる、公共交通機関で通学するなど、特別な事情がある場合は、保護者が校長に申請できる。
中学校 原則として持ち込みは禁止。例外は小学校と同じ。または、生徒・保護者と合意した4つの条件のもとで、学校や教育委員会が持ち込みを認めることができる。
高等学校 校内での使用を制限する(授業中は禁止、校内では禁止など)。学校が持ち込みを禁止することもできる。

中学校の4つの条件は次のとおりです。生徒と保護者が関わって、生徒が守れるルールをつくること。学校が保管の方法と、紛失したときの責任の所在を明らかにすること。フィルタリングが保護者の責任のもとで適切に設定されていること。そして、学校と家庭で安全な使い方を教えること。持ち込みを認める場合でも、通知は、日中は学校が預かるか使用を禁止することを求めています。

同じ通知は、情報モラル教育を「極めて重要」としています。調査では、10歳から17歳の子どもの85.2%がインターネットについて教わったことがあると答え、そのうち96.5%は学校で教わっていました。

保護者がしていること

スマホを使う10〜17歳の子どもの保護者のうち、85.8%が何らかの形で子どもの利用を管理しています。多かったのは、フィルタリング(49.2%)、子どもの年齢に合ったアプリやサービスを使わせること(42.1%)、使う時間や場所を決めること(38.4%)でした。スマホの契約や機種変更のときにフィルタリングを申し込んだのは、54.3%にとどまります。フィルタリングについて尋ねると、10〜17歳の子どもの保護者で、それが何かを知っていると答えたのは62.4%でした。10歳未満の子どもの保護者で多かったのは、保護者の目の前でだけ使わせる(58.6%)、使う時間や場所を決める(57.0%)でした。

いまできること

  • 初めてスマホを持たせる前に(調査で利用が急に増えるのは11〜13歳): スマホが届く前にお子さんと一緒にルールを決め、フィルタリングは後回しにせず、契約のときにお店で設定してもらいましょう。
  • 学校のスマホのルールを読む。 入学のときの書類や学校だよりに載っています。通学のためにスマホが必要なら、申請の方法と、日中スマホをどこで預かるのかを学校に聞いてください。
  • 中学生になったら、毎年4月にルールを確認し直しましょう。調査では、ルールがあるかどうかについてさえ、子どもと保護者の認識がずれていくことがわかっています。
  • 時間だけでなく睡眠を見る。 勉強や寝る時間が崩れてきたら、個人面談で相談してください。学校も同じお子さんを見ています。
  • ネットで何かあったら(いやがらせのメッセージ、会おうと誘ってくる知らない人、使いすぎた課金など)、担任に伝えてください。2020年の通知は、ネット上のいじめ にはいじめ防止対策推進法にもとづいて対応するよう学校に求めています。

一般論ではなく、この子どもの日付

子どもと区を入れると、タイムラインが残りをやります。