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小学校の各学年で学ぶこと:教科、授業時数、英語とプログラミングが始まる時期

小学校の学年別の教科と標準授業時数

対象
日本全国
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公的な資料
小学校学習指導要領(平成29年告示)(文部科学省)※学校教育法施行規則 第51条・別表第一を収録

日本の公立小学校はすべて、国が定める学習指導要領に沿って授業を行い、省令の標準授業時数の表、学校教育法施行規則 別表第一 をもとに1年間の計画を立てます。この表を見れば、お子さんが今年どの教科を学び、それぞれにどれだけの時間が充てられるのかがわかります。授業1コマは45分です。この表の授業時数の一単位時間は,四十五分とする。

学年ごとの教科と授業時数

省令に記載されている年間の授業時数です。空欄は、その学年では学ばない教科です。

教科 小1 小2 小3 小4 小5 小6
国語 306 315 245 245 175 175
社会 70 90 100 105
算数 136 175 175 175 175 175
理科 90 105 105 105
生活 102 105
音楽 68 70 60 60 50 50
図画工作 68 70 60 60 50 50
家庭 60 55
体育 102 105 105 105 90 90
外国語 70 70
特別の教科 道徳 34 35 35 35 35 35
外国語活動 35 35
総合的な学習の時間 70 70 70 70
特別活動 34 35 35 35 35 35
合計 850 910 980 1,015 1,015 1,015

学習指導要領は、授業を 年間 35 週(第1学年については 34 週)以上 にわたって行うよう定めています。週あたりにすると、小1で約25コマ、小2で26コマ、小3で28コマ、小4からは29コマです。これらは標準の時数で、学校はこれより多く授業を行うこともできます。

各学年で始まること・変わること

学年 今年から新しくなること
小1 理科と社会の代わりに生活。ひらがな、カタカナ、1年生の漢字。授業全体に占める国語の割合が6年間でいちばん大きい
小2 教科は小1と同じ。国語は315時間で最も多い
小3 いちばん大きく変わる年。生活が終わり、社会と理科が始まり、外国語活動と総合的な学習の時間もスタート。ローマ字を学び、体育の中で保健が始まる
小4 社会の学習範囲が自分の住む市区町村から都道府県へ広がる。1週間の授業数が上限に達する
小5 英語が読む・書くを含む教科になる。家庭科が始まる。社会は日本全体を学ぶ
小6 社会で政治と日本の歴史を学ぶ。理科では電気の利用を学び、これがプログラミングの例の一つになっている

社会は学年ごとに範囲が広がります。3年生は 身近な地域や市区町村、4年生は 自分たちの都道府県、5年生は 我が国の国土の様子と国民生活、6年生は 我が国の政治の働き と 我が国の歴史上の主な事象 を学びます。

英語:小3・4は「活動」、小5・6は「教科」

3・4年生の外国語活動が扱うのは、聞くことと2種類の話すことの3つの領域だけです。聞くこと,話すこと[やり取り],話すこと[発表]の三つの領域

5・6年生になると外国語は教科になり、読むことと書くことが加わって5つの領域になります。語彙は、3・4年生で触れた語を含めて 600 〜 700 語程度の語 です。どちらの段階でも、扱う言語は原則として英語です。教科については次のように定められています。外国語科においては,英語を履修させることを原則とすること。

すでに英語を話せる子どもは、知っている単語を耳にすることになります。それでもこの授業は、聞くことからアルファベットを読む・書くことへと進む場です。お子さんがすでにどこまでできるのかを先生に伝えておきましょう。

プログラミングという教科はない

表に「情報」の列はありません。学習指導要領は各学校に、文字の入力などコンピュータの基本的な操作を身につける学習と、子どもが プログラミングを体験しながら,コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付ける ための学習活動を計画するよう求めています。例として挙げられているのは2つで、5年生の算数での 正多角形の作図 と、6年生の理科での電気の性質を利用した道具です。プログラミングはほかの教科の授業の中で、主に小5と小6で扱われると考えておきましょう。

国語:漢字、書くこと、話すこと

漢字のルールは、3年生からは毎年同じです。その学年までに習う漢字はすべて読めるようにし、前の学年の漢字は書けるようにし、その学年の漢字は少しずつ書けるようにしていきます(当該学年に配当されている漢字を漸次書き)。書けるようになるのが読めるようになるより1年ほど遅れるのは、最初からそう設計されているからです。学習指導要領は書くことに充てる時間も定めていて、小1〜2で年間約100時間、小3〜4で85時間、小5〜6で55時間です。体育の中の保健は短く、小3〜4の2年間で約8時間、小5〜6の2年間で約16時間です。

つまずきやすいこと

  • 小3や小5で編入する。 新しい教科が始まる学年です。年度の途中で海外から来た子どもは、日本語での2年生や4年生の土台がないまま、社会や英語の書くことに出会います。日本語の支援について学校に聞いてください。公立学校での日本語指導
  • 授業時数の表を時間割と思い込む。 表は1年間の標準で、毎週決まった時間割ではありません。学校独自の週の時間割をもらってください。
  • 漢字が書けないと心配する。 4年生の漢字は読めても、書けるのは3年生の漢字まで。そんな小4の子は、ルールどおりの位置にいます。
  • 何にでも成績がつくと思う。 外国語活動や総合的な学習の時間がどう記録されるか、3段階と5段階の評価がどうなっているかは通知表の読み方にあります。

いまできること

  1. 最初の表でお子さんの学年の列を、2つ目の表で学年の行を見つけてください。今年始まる教科を1つ、確かめておきましょう。
  2. 年度の初めにクラスから配られる週の時間割を取っておき、表と照らし合わせてください。教科が一致しているはずです。
  3. 小3や小5に上がるなら、個人面談で担任に、新しい教科がどう評価されるのか、家で何をすればよいのかを聞いてください。聞き方の例は家庭訪問、保護者会、個人面談にあります。
  4. 漢字は学年別漢字配当表をもらい、今年の漢字を読む練習と、去年の漢字を書く練習をしましょう。漢字検定のどの級がどの学年にあたるかは漢検:各級がどの学年に対応するかにあります。

一般論ではなく、この子どもの日付

子どもと区を入れると、タイムラインが残りをやります。