高校1年
高校は義務教育ではなく、お子さんが自分で選んで合格した学校です。単位を修得する必要があり、通学時間が長くなることが多く、多くの学校では年度の途中で文系・理系を選びます。子どもにとっては新しいスタートで、新しい友だちができ、スマホ、お金、時間を自分で決められる範囲がぐっと広がります。
15〜16歳
今年、学校で求められること
高校の単位と進級、1年生で決める文系・理系
高校は単位で動いています。科目は十分に出席して合格の成績をとって初めて修得でき、多くの学校が秋に、その後の文系・理系の選択を求めます。
先生に聞くこと: 文系・理系の選択はいつ求められますか。それぞれを選ぶと、大学進学でどんな道が閉ざされますか。
からだと心
年齢ごとに大切にしたいこと:文部科学省がまとめた乳幼児期から高校までの発達段階
文部科学省の報告書は、高校の時期を、親の保護のもとから自立した大人になる最後の段階と述べています。進路を選び、自分の価値観を持ち、社会の中に自分の場所を得ていく時期です。
家で見ておくこと: 家族との時間だけでなく、友だちや活動からも離れていく。
先生に聞くこと: 先生から見て、うちの子は授業や友だちとの間でどんな様子ですか。
「SOSの出し方」:学校で教わることと、子どもや保護者が電話できる窓口
新しい学校、長くなった通学時間、新しい友だちの中で、話せる相手がいなくなってしまう子もいます。記事にある無料の窓口は、高校生からの電話も受け付けています。
家で見ておくこと: 週末に友だちと会わなくなり、ほとんどの時間を自分の部屋で過ごしている。
先生に聞くこと: スクールカウンセラーはいらっしゃいますか。先生を通さずに相談するには、どうすればよいですか。
友だち・きまり・スマホ
部活動は地域へ:国のガイドライン、活動時間の上限、かかる費用
高校の部活動はより大きな負担になります。国のガイドラインによる活動時間と休養日が、部活動の日程を測る物差しです。
家で見ておくこと: ほぼ毎日と週末も練習していて授業についていけなくなる、またはやめたいのにやめられないと感じている。
先生に聞くこと: 部活動は毎週休養日をとっていますか。遠征や用具で、年間どのくらいかかりますか。
校則:2022年改訂の国の指針が学校に求めていることと、見直しを求める方法
アルバイト、髪型、自転車、スマホについての高校の校則は、学校によって大きく違います。文部科学省の指針は、どの学校にも校則を公開し、理由を説明するよう求めています。
家で見ておくこと: 校則で禁止されているため、アルバイトやほかの予定を隠している。
先生に聞くこと: 学校ではアルバイトをどこまで認めていますか。許可はどうやってもらえばよいですか。
年齢別のスマホ・ゲーム・SNS:国の調査でわかることと、学校のルール
高校の多くはスマホの持ち込みを認め、校内での使い方だけを制限しているので、学校の外での決まりは家庭で決めることになります。
家で見ておくこと: アプリやゲームへの出費が増えていく、または深夜までネットをしている。
海外から来たお子さんなら
2027年4月:都立国際高校の国際バカロレアコースと、国立の中等教育学校への帰国生の編入学
海外や英語で学んだ経験のある生徒には、都立高校の国際バカロレアのコースや、一部の学校の帰国生の編入枠といった国際的な進路があります。
今年の決断
2027年4月の大学入学:3つの選抜、共通テスト、国立大学の標準額
大学入試はひとつの試験ではなく何種類もの選抜があり、高1からの調査書を見るものもあるので、成績は今から関わってきます。
今年の学校の仕組み
高校の就学支援金は申請が必要で、日本国籍でない生徒は紙で申請します
就学支援金は、入学後すぐに学校を通して申請します。日本国籍でない生徒は紙で申請します。
先生に聞くこと: 就学支援金の申請書は受け付けていただけましたか。足りない書類はありませんか。
東京の私立高校:国の就学支援金と都の上乗せ、対象となる在留資格
東京の私立高校では、国の就学支援金に加えて東京都独自の授業料助成があり、対象になるかどうかは在留資格で決まります。