年長
年長は小学校に入る前の年で、就学時健康診断、就学通知、入学説明会、学童の申込みがすべてこの年に重なります。子どもにとっては園でいちばん年上になり、任される仕事も発言の場も増え、巣立ちの準備をする年です。
5〜6歳
今年、学校で求められること
年長の1年:小学校への架け橋、区の手続きの日程、園から小学校への引き継ぎ
幼稚園や保育園と小学校は幼保小の架け橋プログラムでつながりをつくり、小学校は小1のゆるやかなスタートを計画し、お子さんについての記録である要録が小学校に送られます。
先生に聞くこと: 小学校には、うちの子についてどんなことを伝えますか。私から直接伝えておいたほうがよいことはありますか。
幼稚園・保育所が6歳までにめざす「10の姿」
年長では「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が、園が小学校にお子さんの様子を伝えるときの言葉になります。これは育っていく方向であって、合格しなければならないテストではありません。
からだと心
東京の特別な支援の道:特別支援教室、学級、誰が決めるか
教育委員会の就学相談はこの年にあります。小1になる前に、特別支援教室、特別支援学級、通常の学級での支援について聞ける場です。
家で見ておくこと: 予定の変更、騒がしさ、待つことに、ほかの子よりずっと強く動揺し、園からも同じことを言われている。
先生に聞くこと: 就学相談を予約したほうがよいと思われますか。先生がご覧になっていることを、小学校に伝えていただけますか。
日本の学校では、学年は前の学校の学年ではなく年齢で決まる
学年は生まれた日で決まるので、早生まれの子はクラスの中でも月齢の低いほうで入学します。日本の学校に飛び級はありません。
家で見ておくこと: クラスの子より疲れやすい、または年上の子が簡単にこなすことにつまずいて落ち込む。
先生に聞くこと: うちの子は、クラスの早く生まれた子たちについていけていますか。もう少し時間が必要なところはありますか。
海外から来たお子さんなら
公立学校での日本語指導:「特別の教育課程」とその申し出方
お子さんの日本語にまだ不安があるなら、特別の教育課程による日本語指導について今のうちに学校に聞いておけば、小1から支援を始められます。
先生に聞くこと: うちの子の日本語は、小1のクラスで過ごせる程度だと思われますか。入学前に何をしておくといちばん役に立ちますか。
今年の決断
公立小学校は住所で決まる。区が学校選択の受付をする場合を除く
公立小学校は、区が学校選択制を行っていない限り住所で決まります。選択制がある場合、申込期間は短く、この年のうちにあります。
放課後の居場所:登録するクラブ、開かれた部屋、満員のクラブの次
学童は小1になる前に申し込みます。学童が満員だと、学校が仕事よりずっと早く終わる「小1の壁」が始まります。
私立小学校の入試は5歳の子と保護者に何を求めるか:東京の2校の2027年度募集要項から
お受験の季節です。秋に出願と試験があり、合格したらすぐに入学金の支払期限が来ます。
今年の学校の仕組み
外国籍の子どもは、市区町村の教育委員会に申請して公立小学校に入学する
外国籍の子どもは自動的には公立小学校に入学せず、市区町村の教育委員会への申請から始まります。記事では、何をどの順番で提出するかをまとめています。
港区:就学前の健康診断は、住んでいる住所の学校で受けます
就学時健康診断は秋に行われます。記事で例に挙げた港区では、ほかの学校を希望していても、住所で決まる小学校で受けます。
新入学の保護者説明会で、学校からリストと口座の用紙を受け取る
入学前の冬に小学校が入学説明会を開き、用意する物の一覧や、学校の費用を引き落とす口座の用紙を配ります。