年少
年少は多くの子どもが幼稚園に通い始める年で、無償化による基本の保育料の補助もここから始まります(幼稚園によっては上限があります)。子どもにとっては集団の一員になることを学ぶ年で、自分の靴やかばんを自分で扱い、順番を待ち、ほかの子のそばで遊ぶうちに、一緒に遊ぶようになっていきます。
3〜4歳
今年、学校で求められること
幼稚園・保育所が6歳までにめざす「10の姿」
幼稚園も保育園も、国が示す「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」に向かって保育をしています。健康や自立から言葉、数、表現までを含み、年少ではそのほとんどを遊びを通して育てます。
先生に聞くこと: 自由遊びの時間に、うちの子は何を選んで、誰と遊んでいますか。
幼稚園の頃の習い事:家庭が実際に使った金額
水泳や音楽などの習い事は、このころに始めることが多いものです。文部科学省の調査で、家庭が実際にいくら使っているか、そしてこの年齢で塾に通わせる家庭は少ないことがわかります。
からだと心
3歳前後の発達支援:受給者証、無償の期間、区の窓口
今年、発達について気になることが出てきたら、児童発達支援の利用には区の受給者証が必要です。利用料は今から就学まで無料です。
家で見ておくこと: 先生から言葉や遊びについて話がある、または誘われてもほかの子の遊びにほとんど加わらない。
先生に聞くこと: うちの子の話し方や遊び方で、区に相談したほうがよいと思われることはありますか。
年齢ごとに大切にしたいこと:文部科学省がまとめた乳幼児期から高校までの発達段階
文部科学省の報告書は、この時期の課題を、着替え、トイレ、食事といった生活習慣と、遊びを通してほかの子とうまくやっていくことに置いています。
家で見ておくこと: 待つときや譲るときに毎回かんしゃくを起こす、またはほとんど毎日「誰も遊んでくれない」と言う。
先生に聞くこと: クラスで待つことや譲ることに、うちの子はどう向き合っていますか。
年齢別の睡眠と生活リズム:国の睡眠ガイドと「早寝早起き朝ごはん」
幼稚園は朝が早く、国の運動「早寝早起き朝ごはん」が、家庭でも続けるよう求められる生活リズムです。
家で見ておくこと: 毎朝なかなか起きず機嫌が悪い、または出かける前に朝ごはんを食べない。
海外から来たお子さんなら
授業時間の外の日本語教室:新しく来た子のプレスクールと、東京の家庭が探す場所
日本語が初めての子どもには、一部の市や団体が開いているプレスクールが、幼稚園や小学校になじむ助けになります。
先生に聞くこと: うちの子は、クラス全体への声かけを理解していますか。それとも、個別に話しかけられたときだけでしょうか。
子どもが日本の学校にいるあいだ、家庭の言語(英語を含む)を保つ
幼稚園での生活がすべて日本語になると、家庭の言語が少しずつ弱くなることがあります。文部科学省の手引きは、家庭でその言語で話し続けるよう勧めています。
今年の決断
私立小学校の入試は5歳の子と保護者に何を求めるか:東京の2校の2027年度募集要項から
私立・国立小学校の入試、いわゆるお受験は年長の秋に行われます。その選択肢を考えている家庭は、子どもと保護者に何が求められるのかを今のうちに調べておきましょう。
今年の学校の仕組み
幼稚園の費用と無償化の上限:¥25,700に入るものと、なお払うもの
無償化は幼稚園の基本の保育料を月の上限額まで補助しますが、預かり保育、給食、バスなどの費用は別にかかることがあります。