中学2年
中2には入試はありませんが、高校選びが形になってくる年です。神奈川ではこの年の成績がすでに入試に使われ、東京で入試に使われる成績は翌年からです。子どもにとっては部活動、友だち、思春期が最も大きな意味を持つことが多く、勉強がいちばん崩れやすい年でもあります。
13〜14歳
今年、学校で求められること
受験で使える検定:英検・漢検・数検ほか、学年ごとの目安
中学生レベルの英検、漢検、数検の級は、一部の私立高校で評価されることがあります。記事では、中2にあたる級を紹介しています。
からだと心
思春期と「生命(いのち)の安全教育」:学校が段階ごとに教えること
中学校の生命の安全教育では、人と人との境界線や同意、自分や友だちに何かあったときにどうするか、どこに相談すればよいかへと内容が進みます。
家で見ておくこと: 親しい相手からのメッセージのあとに落ち込んでいる、または友だち関係や交際で起きていることを隠している。
「SOSの出し方」:学校で教わることと、子どもや保護者が電話できる窓口
中学校のSOSの授業では、助けを求めることは身につけられる力だと教えます。記事には、中高生が昼でも夜でも、どんなことでも相談できる無料の窓口をまとめています。
家で見ておくこと: 大切にしていた物を人にあげてしまう、または「消えたい」などと口にする。
先生に聞くこと: うちの子が学校で、人に知られずに相談できるのはどなたですか。スクールカウンセラーにはどうすれば会えますか。
年齢別の視力・むし歯・体重:学校保健統計でわかること
中学生になると、統計では学校の検査の基準を下回る視力の子が多くなり、体重についても太りすぎとやせすぎの両方の悩みが見られます。
家で見ておくこと: 食事を抜いたり、やせたいと話したりするようになる、または必要な眼鏡をかけなくなる。
先生に聞くこと: 健康診断で、うちの子の視力や体重について、受診したほうがよいことは見つかりましたか。
友だち・きまり・スマホ
校則:2022年改訂の国の指針が学校に求めていることと、見直しを求める方法
中2になると、生徒会を通じて校則の見直しを働きかけることができます。文部科学省の指針は、校則は説明され、見直されるべきものだとしています。
家で見ておくこと: 生まれつきの髪の色や髪質を変えるよう言われる、または校則が信仰、健康、服装とぶつかっている。
先生に聞くこと: 生まれつきの髪や見た目を変えるよう求める校則はありますか。それについて相談できますか。
年齢別のスマホ・ゲーム・SNS:国の調査でわかることと、学校のルール
SNSのアカウント、投稿した写真、夜遅くのメッセージが日常の一部になります。学校の授業では、ネットで知り合った人と会うことや、取り消せない写真の危険を教えます。
家で見ておくこと: あなたの知らない新しい友だちの話をする、または夜誰と話しているのかを言おうとしない。
部活動は地域へ:国のガイドライン、活動時間の上限、かかる費用
中2になると部活動では上級生の立場になることが多く、発言権も重圧も増えます。一方で、国のガイドラインによる活動時間の上限と休養日は変わりません。
家で見ておくこと: 毎晩部活動での人間関係のもめごとを話す、またはやめたいのに言い出せずにいる。
先生に聞くこと: 部活動は国の基準どおりに休養日をとっていますか。休日の活動は誰が運営していますか。
今年の決断
都立高校 2027年4月入学:調査書点と学力検査の合算方法
都立高校の入試で使われるのは中3の内申だけです。音楽、美術、保健体育を含むすべての教科からどう計算されるのかを知っておくのは、今年です。
先生に聞くこと: うちの子の評定でいちばん低い教科はどれですか。何をすれば上がりますか。
神奈川県の公立高校、2027年4月:共通選抜、調査書、費用
神奈川では、高校が見る調査書に中2の評定も含まれるので、この年の内申がすでに入試に関わります。
都立高校:全日制、単位制、専門学科、教育委員会が付ける指定
都立高校は、通う時間帯、学ぶ内容、教育委員会が付ける指定によって違いがあります。今年学校見学に行けば、実際にどんな選択肢があるのかがお子さんにも見えてきます。
Vもぎとは:東京周辺の高校受験模試(中学3年)の料金と、結果が意味しないこと
東京圏の高校入試向けの大規模な模試は中3だけが対象で、私立高校の入試相談では業者模試の結果は使われません。今年の塾のテストは練習であって、判定ではありません。