小学3年
小3では理科、社会、外国語活動が始まり、通知表にも教科ごとに段階による評定がつき始めます。子どもにとっては、文部科学省の報告書が「9歳の壁」と呼ぶ転換期の始まりで、学習が抽象的になり、子ども同士で自分を比べるようになります。
8〜9歳
今年、学校で求められること
小学校の各学年で学ぶこと:教科、授業時数、英語とプログラミングが始まる時期
外国語活動が始まります。主に聞くことと話すことで、成績はつきません。あわせて理科と社会という新しい教科も始まります。
先生に聞くこと: 新しい教科の中で、うちの子がいちばん苦労しているのはどれですか。
受験で使える検定:英検・漢検・数検ほか、学年ごとの目安
漢検、数検、英検には学年に対応した級があり、入試で参考にする私立中学もあるため、受験をめざす家庭はこのころから受け始めることが多いです。
からだと心
年齢ごとに大切にしたいこと:文部科学省がまとめた乳幼児期から高校までの発達段階
文部科学省の報告書は、この時期を、子どもが物事や自分自身を外から見られるようになる年齢と述べています。考え方が抽象的になり、子ども同士の差が広がります。
家で見ておくこと: 自分のことを「ばか」「何をやってもだめ」と言うようになる、または前は簡単にできていた課題をあきらめてしまう。
先生に聞くこと: どこかの教科で、うちの子が自信をなくしているように見えますか。
子どもが学校に行かなくなったとき:行く場所、出席のルール、決める人
中学年では、友だちとのいさかいや難しくなった授業がきっかけで不登校になることがあります。記事では、学校の代わりに学べる場所と、それが出席扱いになる場合を説明しています。
家で見ておくこと: 学校の話をしなくなる、または毎週同じ曜日に休みたがる。
先生に聞くこと: 今、友だち関係や授業で、うちの子が学校をつらく感じそうなことは起きていませんか。
友だち・きまり・スマホ
年齢別のスマホ・ゲーム・SNS:国の調査でわかることと、学校のルール
多くの子どもが自分のゲーム機やタブレットを持つようになるのはこのころです。記事では、学校段階ごとの国の調査結果と、学校が認めていることを紹介しています。
家で見ておくこと: 画面を見る時間が終わると怒る、または会ったことのない人とオンラインで遊んでいる。
先生に聞くこと: クラスではインターネットの安全な使い方について何か学びますか。機器についての学校のルールはどうなっていますか。
いじめかもしれないと思ったら、学校には調べる義務があります
中学年のいじめは、グループから外されるという形をとることが多く、本人が苦痛を感じていれば法律上のいじめにあたります。保護者が伝えれば、学校は調べなければなりません。
家で見ておくこと: 前はよく話していた友だちの名前が出なくなる、または誰と遊んだのか聞くと「誰とも」と答える。
先生に聞くこと: クラスや休み時間に、うちの子がグループから外されていることはありませんか。
放課後の居場所:登録するクラブ、開かれた部屋、満員のクラブの次
小4からは、学童が満員だと席がないことがあります。低学年が優先されるためです。学童のあとの放課後の過ごし方を考えるのは今年です。
家で見ておくこと: 学童をやめたいと言う、またはいちばん年上でやることがないと言う。
海外から来たお子さんなら
DLA:学校が子どもの日本語をどう測るか。合否の試験ではない理由
小3になると、授業の日本語は休み時間の日本語より難しくなります。学校のDLAの評価で、それぞれでお子さんがどの段階にいるかがわかります。
先生に聞くこと: うちの子は授業の日本語についていけていますか。それとも、わかるのは主に友だち同士の会話でしょうか。
今年の決断
東京の中学受験:中学校へ進む主な3つのルート
中学受験をするかどうかは今年決めます。受験向けの塾のコースは小3の冬に始まり、受験の主な経路ごとに問われることが違うからです。
小学4〜6年の塾代の平均:文部科学省の令和5年度調査からわかること
文部科学省の調査で、小4から小6の塾に家庭が実際にいくら払ったかがわかります。ほとんどの家庭は払っておらず、ごく一部が多額を払っています。